越 冬


ムラサキツバメ

北関東の当域では2000年に初めて棲息、発生が確認され、その後毎年発生を確認している。
越冬個体を確認したのは、2005年に4頭からなる個体群が始めてであった。
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分布拡大の北限域でもあり、個体密度も薄いことから、越冬5頭群が今のところ最大である。

マテバシイ葉上の3頭群からなる越冬個体  栃木県足利市 2007.12.11.

朝日が当たると1頭の♂が開翅した  同  2007.11.21.


越冬5頭群  同 2007.11.20.

越冬3頭群  同 2007.11.22.


季節は晩秋の域に入ると、日射しの暖かい小春日和には越冬前に日向きで開翅する
 ♂の深い紫色の翅表が直射光を受けて幻光を発する   足利市  ’05.11.07.
  

サザンカに飛来し、吸蜜する♂  光線角度により翅表の濃紫幻光は薄い
厳冬期に入っても暖かい日には越冬場所から飛び出して吸蜜活動をする
 温度計は16℃を指す異常な暖かさであった   足利市 ’08.01.09.

  





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