和歌山県のギフチョウ   (累代飼育種)

和歌山県龍門山のギフチョウは1986年を最後に姿を消したと認識している。
累代飼育により これはその遺存個体である。
前翅前縁のリング黄紋を現出する個体が多く、当域分布種の特徴のひとつである。
累代で現在、2009年の羽化個体までつないでいる。(’86年をPとしてF23推定)


2009年(F-23)の羽化    ランヨウアオイで飼育羽化の♀ 巨大個体であり、00000    
                       前翅リング黄紋と後翅亜外縁の大きい青紋点列が見事。

                                              2009.03.27.


同様にフタバアオイにて飼育羽化した♂ きわめて小さな個体で、
アカタテハ程度の大きさであり異様なギフチョウだ。(F-23)    





飼育累代種 和歌山県龍門山のギフチョウ(F22同士)の交尾
前翅前縁にリング状の黄色紋が当域分布種の特徴をよく表している
 2008.03.23



                              2005年3月13日羽化♀ (累代Fー19)


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(左)  枯れ枝に這い上がった羽化直後のF19の♀      (右)  交尾する累代F18同士の個体000000





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