里山慕情     



赤城山遠望

毎日眺めている赤城山。    その顔は、日々少しずつ違う。 その顔つきを桐生・太田・足利から捉えてみた。
沢山の雪雲を運んできた風は北面に多量の雪を降らせ、峰を越えた南面に冷たい風を吹かす。 赤城おろしだ。


00000000桐生市昭和橋土手より市街を東に置き赤城山塊が座る。北風が真向かいに吹き当たる00000000
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                                                        2012年2月



太田市渡良瀬川畔よりの赤城山容 川面は赤城おろしの北西風がを吹き抜ける。00000000000
北面に雪を落とした雪雲は、乾いた冷たい風になって峰を越え南麓に吹き降ろす。   2012年2月



足利市渡良瀬川堰堤より降雪をみた赤城山南面全容。前夜の吹雪は治まったようだが、0000000
     最高峰の黒檜岳(東端)は北からの雪雲にまだ覆われたままである。冷たい空っ風が吹く。  2010年12月










木枯し

上州足利 赤城おろしの乾いた空っ風に枯葉が舞う 冷たい 
 
つい昨日は山道でキタキチョウの飛翔を見たが今日はいない00

                                       
足利市(江川) 2003.12.09.






桑畑

かつては里山での主役の景観を呈していた桑畑、今では山裾の脇に僅かに残る。00000000000
  ここではまだ養蚕が続いているようだ。 初夏、葉の茂る頃、蚕の`掃きたて’が始まるのだろう。
シーズンには、もしかして今はいないクロシジミが飛び出しそうな雰囲気を保っていた。
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群馬県みどり市(旧大間々町)  2003.12.23.

     






冬のミズナラの林床

夏のシーズンには アカシジミ、ウラナミアカ、オオ、ハヤシ、ダイセン、ミズイロ等の
ゼフィルスの飛翔が見られるミズナラ主体の林。林床を覆う雪に影を落とす。
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00000000000000000000000000000000000 群馬県みどり市(旧大間々町)  2003.12.23.
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和 舟

辺の里、渡良瀬川遊水地に繋がれた朽ちかけた和舟。0000000
かつての人の生活の営みを残していた。向こう岸に人を渡したのか、
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農作物の運搬に使ったのか判らない。000000000000000000

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吹き出した「赤城おろし」が冷たかった。
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                     栃木県下都賀郡藤岡町(渡良瀬遊水地) 2006.12.18
 










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