スプリングエフェメラル

雪が消えて 雑木林の枝を通して 陽を受けた林床には早春の草が芽吹く まだ吹く風は
冷たい中で可憐な花をつける 早春の里山に見せてくれる春の妖精のような花のいくつか

ほかの草木の緑が茂る頃、地下に根を残し消えていく。春の儚い命の花々・・・・
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 1/14更新
セツブンソウ

早春の雑木林、枝の隙間から漏れる春の陽を受けて・・・清楚な花姿は里山に春一番を告げる
                                          佐野市  2004.
02.29








 3/28更新

           山里のカタクリ   2008.03.27

春の陽は柔らかく注いでいたが、風はまだ冷たかった。
ここ飛駒の里は何度も通る道だが、土手の上にカタクリがひっそりと咲いていた。
可憐な淡い花姿がまだ肌寒さを感じる季節に、この花は日本の風土によく合う。
スプリングエフェメラルの筆頭、清楚な品格が漂う。    (栃木県佐野市飛駒)
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残雪が溶けた斜面で  新潟県魚沼市 2004.04.18.





           春の渓流沿いの道で   2008.04.03

群馬県桐生川源流域は静かに春が訪れていた。日陰の沢筋にはまだ残り雪が見
られ、沢の崖地にへばりつくようにカタクリの小群落を見つけた。
シュンランも混生して、清流に影を落としていた。      (群馬県桐生川源流)
                                                  ページ 今週のトピックから転載



 春雪に埋もれたザゼンソウ セツブンソウ フクジュソウ

 北関東は昨夜は強い寒波が南下して横なぐりの吹雪になった。
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林床まで真っ白な雪に覆われて綿帽子をかぶったザゼンソウが見られた。
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T氏私邸敷地内のセツブンソウ、フクジュソウも覆われた雪の溶け間から顔を
覗かせて
いた。 しかし午後の気温の上昇とともに雪はすっかり消えた。春も間近だ
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                                 栃木県佐野市/足利市  2008.02.24.
 
 

 


         お断り ザゼンソウは夏に葉を残し、早春の花ですが、スプリングエフェメラルではありません)
                                                 ページ 今週のトピックから転載




フクジュソウの開花

                              栃木県佐野市秋山川  2004.02.29.




 雪割草が可憐な姿を見せてくれたみかも山


2008年02月29日 日増しに暖かくなり、南斜面に植栽の雪割草が可憐な姿で風に揺れる。
新潟の日本海側域には色の濃い紫系が多いらしい。東北から東海の太平洋側域は白色系が
中心で、中間の薄ピンクの花弁もありバラエテイーに富んでいて、スプリングエフェメラルの代表格
だけあって、一気に春を感じさせてくれる。 和名はスハマソウまたはオオミスミソウのようだ?


 

 

     お断り 雪割草は夏でも葉を残し、 早春の花ですが、スプリングエフェメラルではありません)
                                              ページ 今週のトピックから転載



 12/28更新

           イチリンソウ   2007.04.19
 
小川に面した土手にそっと咲く。
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ウスバシロチョウも、もう10日もすれば飛び出す頃。

                                  栃木県佐野市下彦間
 

花弁(ガク片)は裏が紅色を帯びる

二株がならんで・・・

花弁(がく片)にジョウカイボン?が止まった



 12/28更新

           リンソウ   2007.04.19
 
小川に近い斜面に小群落をつくって咲いていた。
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葉の切れ込みが深くないのがイチリンソウとの違い。
二輪の純白の花をつけたのが可憐だ。
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                                  栃木県佐野市下彦間
 

小川に面した斜面で







 11/13更新

アズマイチゲ

春の西日をたっぷり浴びて開花。群生地の林床は白色が散らばる。


                                            栃木県佐野市下彦間
 

             見事な群落を作っている   2008.03.27


落ち葉の中から伸びて咲く  ’06.04.03.
  
葉が垂れて、切り込みが少ない  ’06.04.03.


  午後の陽を浴びて全開に・・・  ’08.03.27

              後ろに咲くカタクリの色を配して純白の花弁が映える    2006.04.03.



12/29更新

           キクザキイチゲ   2004.04.18

雪の融けた縁から咲き出している。白花と青花が斜面に見られた。
北陸から内陸部では青色になる傾向があるようだ。
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                                            新潟県旧湯之谷村
 

葉はギザギザ状で垂れ下がらない

雪国らしい風情をかもす 可憐に起立する二輪

こちらには二輪の白花も顔を出していた

葉の形状と上に起立した形が本種の特徴だ。





 12/30更新

アマナ

草地に顔を出したアマナ、柔らかく、ひ弱で可憐な春の花。
薄墨状の赤条が優しく花弁をデザインしている。
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                                  栃木県足利市
本城 2007.03.29. 


                             栃木県足利市渡良瀬川 2008.04.09.
ジャコウアゲハの飛ぶ5月頃になると、花や葉は融けて枯れる。 儚いスプリングエフェメラル。



4/04 更新

トピック 12−009 スプリングエフェメラル (4)

 カタクリ

早春の里山を彩るカタクリ。 まだ枯葉の雑木林、 林床にピンク色を差す。
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反り返った花姿に受ける吹く風はまだ冷たさを醸し、日本の風情を演出してくれる。


                                    2012.03.29.  栃木県足利市名草







4/04 更新

トピック 12−008 スプリングエフェメラル (3)

 アズマイチゲ

栃木県飛駒の里、何度も訪れるなじみの里山にアズマキイチゲが咲く。清楚な
白い花姿、垂れ下がった葉、恥らうような姿は初々しい早春の野に溶け込む。


                                       2012.03.29.  群馬県桐生市

土手の向こうに2輪だけ咲いていた やがて皆咲き出すのか







4/04 更新

トピック 12−008 スプリングエフェメラル (2)

 キクザキイチゲ

群馬県桐生川源流域、キクザキイチゲが咲きだした。純白の清楚な姿は
他の野草に先立って早春の趣を表わしていた。
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                                       2012.03.29.  群馬県桐生市







4/03 更新

トピック 12−007 スプリングエフェメラル

 ハナネコノメ

群馬県桐生川源流の渓畔斜面にへばりつくように小さな花の群落を作っていた。
白い色はガク片で花びらはない。暗紅食の雄しべが覗く。  花期は短く消える。


                                       2012.03.29.  群馬県桐生市





春の兆し

  2/18更新 トピック 12−002

セツブンソウ

落ち葉の隙間からやっと顔を出したばかりの白い花弁も一つはまだ蕾だった。00000000
Tmさん邸宅敷地内で今年初めて見たスプリングエフェメラル!早春の足音が聞こえてくる。


まだ関東は冷たく寒いカラカラ天気が続き、北日本や北陸は豪雪の日々なのに・・。00000
                                   栃木県足利市本城  2012.02.17.












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