シジミチョウ 






ムシャクロツバメシジミ 外来飼育種
< 福岡県福岡市産 >

中国or台湾から輸入の多肉植物に付着していた本種幼生が園芸販売店頭から
福岡市内に広範囲に拡散し、土着した外来種。( 2016年→ )


日中直射日光下の気温が25℃を超えるケージ内、活発に飛び、ツメレンゲの残り花に訪花    2019.1.26 撮 


羽化してタイトゴメ上で半開翅       2019.1.27 撮


羽化後 石上で開翅  脱出蛹殻を残す     2019.1.27 撮







クロツバメシジミ

2016.8.16.
クロツバメシジミ 累代種 ・ F-6
< 飼育継続のクロツバメシジミの記録 >

自宅敷地ケージ内で展開するF−6成虫の吸蜜姿や交尾の様子の記録


0000000000000000000000000000000吸蜜姿 0000コマツナギに吸蜜する 0000
      肛角赤紋消失型
00000 00000000000000000000000000000



 肛角赤紋正常型 000000000000000000000000000000000000000

白花(アルビノ)コマツナギに吸蜜する


交尾態

ツメレンゲ上で交尾するペア    次世代F−7への産卵を期待

  
交尾個体に飛来する♂、割り込む動作をする


肛角赤紋正常型                             

コマツナギ花上で交尾する 
                                        棲息地個体 福岡県
                                       撮影:2016.08.11.〜16





2016.7.18.
クロツバメシジミ 累代種

(2015)年10月、Fー1成虫からの累代飼育を始め、晩秋期、厳冬期、春期・・・と、
8か月に至っている。現在累代F−5成虫がケージ内で活動している。


羽化、飛翔、吸蜜、交尾、産卵・・と、各生態行動を展開した。
2〜3の生態姿を記録した。


↑                 

園芸種の多肉植物カランコエ?に吸蜜

 ムシトリナデシコに飛来・吸蜜  

                                                       2016.07.18.撮



朝日を受けて開翅した♀  光の角度で翅色の微妙な色のグラデーションを見せた
                                           2016.07.10.撮



正午頃 交尾した  左♀は肛角橙紋を欠く異常型
次期F−6への累代へ期待がもたれる
                                         棲息地個体 福岡県
                                         2016.07.10.撮




クロツバメシジミ
2016.2.16.

早春、クロツバメシジミの羽化が始まる。
厳寒期を休眠しないまま少しずつ生育し、今日1♀が羽化した。

気温が低く、10℃に満たないため翅の伸展に時間を要した。

羽化脱出                                          

蛹殻を残して脱出した♀ 食草はタイトゴメ   


蛹の変化 000000000000000000000000000000000000000000

成虫分化を始めた別の蛹 : 眼球部が形成始まる  (帯蛹糸を外し腹側より) 福岡県産






2016.2.16.
休眠しないクロツバメシジミ (その2)
厳冬期でも交尾した!!

早朝は0℃を指し、庭は霜柱も立つ。 日中の自宅の野外ケージ内では、
太陽光を直に受ける。 午後、ケージ内は20℃超となる。
ツメレンゲ枯花上に交尾が観察された。

冬期でも太陽光を受ける条件下では、開翅、吸蜜、産卵・・・等
クロツバメシジミは休眠しない生態をとる様だ。


(上) ♀:正常紋個体
(下) ♂:橙紋消失の異常個体

20℃を超える太陽光下では短時間でも活動をする

交尾後分離してタイトゴメ葉上で開翅する左♂、右♀    タイトゴメは冬季常緑

                                             福岡県産 累代種




2016.2.13.
休眠しないクロツバメシジミ  (その1)

 自宅南軒下タイトゴメの植え付けケージ内・・・

休眠せずに少しずつ、摂食、蛹化してポツポツと羽化してくる
卵、幼虫、蛹、羽化成虫・・・と、全ステージが混在し、厳冬期にも蝶の賑わい。



タイトゴメで休む羽化成虫♂    橙紋のない白い個体



日差しを受け開翅する♂ 後翅亜外縁青紋が鮮烈    傍に3令幼虫と4令幼虫が食草上に確認される

                                               ( 福岡県 橙紋白化変種 )




九州産累代飼育経過

2016.01.26. 
産卵 ・ 産付卵
 厳冬期 ・ クロツバメシジミが産卵した

日差し下でも18℃程度にならなかった本日(1/26)、温度環境が
悪い状況だが、産卵行動を見せ、3卵ほどの産付を確認した。


 
タイトゴメに産卵する母蝶と産み付けられた卵




2016.01.25.
 厳冬期に吸蜜行動を観察 
花のない時期キク花等頭状花序の構造花を好む
吸蜜ooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo
  




九州産累代飼育経過

2016.01.22.
寒中に交尾したクロツバメシジミ

自家の庭は夜間早朝は0℃で霜柱が立ち薄氷が張る状況だが、
日中、タイトゴメのケージ内では太陽直下の日差しで23℃を指す。
交尾時間は、PM2:25〜3:10、(45分間を要した) 右♂、左♀

無事に産卵することを期待する


耐寒性の強い種といえるが極寒の季節の生態には驚きだ!!


交尾                                0000000000






九州産累代飼育経過
 2015.10.04.羽化(P)
‘肛角橙紋保有の正常型’‘橙紋消失異常型’の2型を生じた。
正常型 0000000   赤紋を保有する一般的な紋列          


異常型 000橙/赤紋消失異常型  この異常型は上記の正常型に混じって羽化した




幼生期の生育状況
2015.10.04.〜2016.01.13.
 累代F1〜F2の世代


< P世代個体同士の交尾(交配)>

 晩秋から厳冬期での飼育条件は悪く、飼育は自宅南側
日当たりの良い軒下で行った。気温は夜間早朝1℃、
日中日向直下25℃で経過した。 休眠せず生育する。

  食草はツメレンゲ、アオノイワレンゲ、タイトゴメを供した。
 

2齢                                     4齢

 
前蛹                                     蛹  



2016.01.13.
F2個体「赤紋消失型」の成虫羽化

厳冬期になって羽化をみた 

常緑のタイトゴメ葉上で開翅   後翅亜外縁の青紋点列が顕著で特徴の一つ


裏翅は赤紋消失、亜外縁に青白点列紋が現れる   黒点の模様も大きく、翅面も白い






クロツバメシジミ
朝鮮半島亜種

国内では、北九州分布域に棲息する亜種群は特徴ある斑紋形状を持ち
本州分布域の‘西日本亜種’‘東日本亜種’の何れとも異なった特徴を有する

後翅裏亜外縁の赤班が消失する遺伝型?が、ある比率で現れる。
棲息生態は海岸崖面に自生するタイトゴメを食草としている。

                             福岡県 玄界灘岸壁  2015.10.03.撮

赤班消失型 ♀







コツバメ  早春のまだ枯れ野の中 新生蝶コツバメが礫のように0000000
         目の前を飛び過ぎて傍の萱の枯れ穂に止まった
000000
0000000000000000000000000000000000000000000000000000栃木県佐野市 ’13.Mar.29.r








ベニシジミ00000000000000000000000000000000000
 鮮やかな緋色は春型の特徴    足利市 ’08.Apr


12/14更新

トピック 11−060 冬に飛ぶ

明け方は氷点前後、日中は10℃を越えるこの頃、日差しを受ける河川土手南面は000
心地よく暖かい空間を与えてくれる。 初冬の風に吹かれ赤い蝶姿が眼に入った。
0000
枯れ草の隙間を縫って低く飛ぶ。 やがて枯れ草に陽を受けて開翅した。ベニシジミだ!

                         木県太田市只上 渡良瀬川右岸  2011.12.14














トピック 11−0590000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
 
ヤマトシジミ0000000000000000000000000000000000000

季節は「大雪」も過ぎた。今朝の自宅庭は霜柱で白く覆われた。0000000
渡良瀬川の土手では午後の陽を受けても気温は8℃程度。蝶影はなく寒い。

コセンダングサの枯花にヤマトシジミが寒さに固まる。 ( 上:♂ 下:♀ )

                            木県太田市只上  2011.12.10.





カラスシジミの仲間

日本に産するカラスシジミ属Fixseniaはカラスシジミ、ミヤマカラスシジミ、
ベニモンカラスシジミ、リンゴシジミの4種である。
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ここではリンゴシジミは未撮影の為、整い次第アップすることとし、
0000
前3種の姿を上げてみた。
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初夏の林間の各種花に訪れる姿が観察される。



カラスシジミ                               兵庫県養父市  ’05.Jun.


ミヤマカラスシジミ                             群馬県嬬恋村 ’08.Jun.



ベニモンカラスシジミ                           静岡県浜松市 ’08.Jun.



(左) 草上静止の♂ 開翅すると赤紋が覗くが翅を広げなかった
(右) クロウメモドキ枝上の蛹
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ムラサキツバメ

越冬に入ったムラサキツバメ暖かい日には日向きで開翅 (♂)
                        足利市 ’09.11.18.


                          同上(♂)


                           同(♀)



11/12更新

トピック 11−058 立冬も過ぎて・・

二十四節気の立冬も過ぎ、日一日と寒くなる季節だが、きょう10日は
日中の気温、16℃だった。  更に12日は20℃を指した。
 暖かい。

市内のマテバシイ林にいるムラサキツバメの越冬姿を探しに歩いた。0000
まだ越冬の態勢ではなく、正午過ぎには陽の温もりを受けて開翅していた。

                            木県足利市  2011.11.12.
鈍い紫紺の輝きを見せて開翅する ムラサキツバメ♂


                                    木県足利市  2011.11.10.

    陽の温もりを受けて開翅する ムラサキツバメ ♂

            マテバシイ葉上で静止 ♂





ムラサキシジミも飛翔する姿が見られた。00
      葉陰のムラサキシジミ ♂  11/10 福富新町       サザンカに飛来して半開翅 ♀ 11/08 小俣町

陽が落ちる林床 イヌホオズキの葉上で開翅する♂  木県足利市福富  2011.11.12.





一方、地上30cmのマテバシイ葉裏にはウラギンシジミが
越冬体勢で固着していた。
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                                  木県足利市福富  2011.11.10.


ウラギンシジミ  別の個体の越冬姿と開翅          木県足利市福富  2011.11.12.








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