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ギャラリー00000000000000000000

     蝶 姿   第3展示室
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俳句と蝶の風情

優れた俳人が詠み残した花蝶の詩や 現存歌人の詠み置く数々の俳句 詩歌・・・
写し込んだ蝶姿に重ね合わせ その詩情を追う    蝶は季節の演出者である






くさはらの可憐な青い蜆蝶 (シジミ)


一陣の風が この小さな蝶の飛翔に邪魔をした。 やがて コマツナギの花にやっと止まった。
今では少なくなってしまったブルーのシジミチョウ・・・ミヤマシジミ   群馬県高崎市 2006年夏





初  蝶



強い西風が川原の土手に吹きつける。00 早春の冷たさがまだ残る。
新しく生まれたばかりのモンシロチョウが 咲きかけたばかりの
ナノハナに止まろうとしたが 風に当たって飛ばされた。
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歌人 鈴木庸子の詠む一句に早春の風情が凝縮されている


             栃木県足利市鹿島町 渡良瀬川  2013.03.09 撮影









2頭のカラスアゲハが絡み やがて分かれて消えた00000   
000000000000000000000000000000000000 晩夏の空の中へ・・・   2011年・晩夏 (足利市)





 

かつて農作業の主役だった馬00000000000
  
000馬の好物のコマツナギ(駒つなぎ)
                ミヤマシジミもこの草で育つ

田の脇につながれた馬と 馬の背に乗って休むような蝶の姿を眺め
   
日本の昭和初〜中期の里山農業の風光を彷彿とさせる0000000000 
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2012年・夏 (さくら市)








草いきれと日差しが暑い草原 モンキチョウが4連で草上を飛ぶ
         日影では頬に当たる風が心地よかった    
2007年・初夏 (群馬県軽井沢町)










春の水をたっぷりと流す谷川  向こう岸に水面を覆うように咲くミツバウツギ
手がとどきそうだが石伝いに足元がふらつき渡れない
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             望遠レンズで寄せてやっと撮ったアオバセセリ    2007年・春 (桐生市)










ハルジオンの咲く花上を敏捷に飛ぶアオスジアゲハ 花蜜を求めて  2008年・春 (佐野市)








北風を避けてじっと春を待つウラギンシジミ0000000000000000
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 薄暗い草間に銀色が輝く002008年・冬 (足利市)
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0000000一頭のキタキチョウが流れの上を飛び過ぎていった   2012年・秋 (足利市)









 

二頭のカラスアゲハが遠く無線塔を越えて空に溶け込んでいく    2011年 晩夏 (足利市)



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