国蝶 オオムラサキ






クヌギ林に滑空する雄姿 !


see!当ページ内に‘スギタニ型’異常形質記載 
↓                  ↓





吸 汁                    クヌギノ樹液を吸汁する(♂)     佐野市 ’08.Jul.



開 翅              クヌギ樹幹に飛来して開翅する(♀)     佐野市 ’06.Jul.



吸汁            佐野市 (左)♂ 2006.Jul.  (右)♀ 2007.Jul.


開翅     羽化して間もない♀ エノキ葉上で開翅、暫くして飛び去る   ’06.Jul.  足利市 

       吸汁飛来            クヌギ樹液に飄然と飛来した♀        ’07.Jul. 足利市      







♀♂ ・ 配偶行動〜〜お見合い                              

近年の雑木林環境の悪化で、当地では年々数を減らしてきている。                      000
                    今年の発生個体数が心配されたが、今日はそこそこの飛翔が見られた

                                           栃木県佐野市  '08.07.17.
                                              樹幹で開翅する♂(左)、♀(右)


                                         栃木県佐野市
  '08.07.17.

                                 樹幹で吸蜜する♀に♂が飛来接近する


                                            ♀の後部に近寄る♂

樹幹で半開翅する♂


幻光に輝く♀00000000000000000000
0000000000000000000000薄っすらと紫の幻光を発した♀  佐野市  2009.07.14.


       濃い紫色の♂の堂々たる容姿  国蝶にふさわしい姿だ  佐野市  2009.07.08.







変異 スギタニ型  開翅  吸汁する♂ 佐野市  2016.08.04.

遺伝異常形質の‘白いオオムラサキ’といわれる形質は、
@翅表面の斑紋が全て白色であり、         
A肛角部赤紋は白色になり、             
0B翅裏面は青白色または白色を呈する個体である。

関西地方以西にその発現率は比較的高いと言われるが、
それでも1〜5%程度と聞く。
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関東及び中部域分布圏では極めて稀にしか出会えないが、栃木県(佐野市)で
クヌギ樹液に吸汁する♂を撮影した。 野外棲息個体を目の前に貴重な出会いであった。



  








2010年 オオムラサキの記録  栃木県佐野市 

                  樹液の出るクヌギ樹幹に飛来する   栃木県佐野市 2010.7.12.


吸汁する♀ 今日♀の発生が見られた 新鮮だ  樹液への飛来は雄と共にぐんと増して来た



梅雨空の下 クヌギ林には樹液を吸いにオオムラサキが訪れる
カブトムシやキイロスズメバチにも遠慮せず 紫色の幻光が輝く さすが日本の国蝶
                                       栃木県佐野市 2007.07.03


♂の吸汁する姿も見られた


 吸汁中 ♂同士が牽制し 一瞬の開翅


4頭集った吸汁中の♂ 

飛来して 着止すると暫く歩行 開翅しながらの吸汁動作が見られた

                                    (今週のトピック 125)





2011年 オオムラサキの記録  栃木県佐野市


トピック 11−036

オオムラサキ再び / 吸汁飛来盛ん!

オオムラサキの森は樹液の香りがいっぱい。
樹液に惹かれて次々に飛来する。      

栃木県佐野市  2011.07.11.
1頭先客あり 更に飛来する♂ 青紫が輝く!

樹幹を回り込んで着地場所を定める  先客の個体に誘われることも樹液飛来の条件か?

                     ダイナミックな♂の飛来! 羽音も聞こえる0            (7/09)

クヌギ樹木の後ろは笹薮  狭い空間を飛来



7/09更新
トピック 11−035

オオムラサキ♀ / 吸汁飛来♂ 

関東地方は梅雨明け。 陽ざしが暑い一日だった。      
雑木林は樹液に集まる昆虫で賑やかになってきた。     

クヌギの樹液を求めて飛来するオオムラサキは飛翔の翅音を
立てて飛ぶ。  迫力満点の光景にしばし目が釘付けになる。

栃木県佐野市  2011.07.09.
クヌギの樹液に飛来する♂

また別の♂も飛来 カナブンも続く。

クヌギの葉越しに♂と♀が吸汁する。葉の隙間を縫って突然♂が飛来した。(アウトフォーカスだが)

吸汁する♀に近づく♂。 葉の隙間から覗いた2ショット。



7/05更新
トピック 11−033

オオムラサキ♂ 吸汁

クヌギ林にオオムラサキの吸汁姿を見る季節になった。

10本程度のクヌギの樹には決まった場所に飛来し、スズメバチと
争って場所取りが始まる。  開翅の瞬間は‘飛来直後’、‘歩行し
ながら蜜場を探す時’、‘スズメバチ等が近づいた時’、であり、通
常は閉翅状態での吸汁態で、何もなければ15分〜20分も続く。


栃木県佐野市  2011.07.04.
飛来後、歩行しながら蜜場を探し、口吻を出す  翅は開閉を繰り返す





翅を開閉しながら歩行して樹液の湧出場にたどり着く (別個体





これも違う個体であるが、翅の開閉を繰り返しながら 吸汁場所を見つけ落ち着く

吸汁が始まると、翅を閉じて吸汁する (別個体)   この姿勢は20分以上続いた







2013年 オオムラサキの記録  栃木県佐野市 


7/14追加更新  トピック 2013年 13−62 
 オオムラサキ 樹幹行動B 雑木林での吸汁・飛翔


オオムラサキのいる林の様子。吸汁、飛翔行動の舞台。 
下草には時期遅れ?のウラナミアカシジミが降下した。

栃木県佐野市 2013.07.06.




 


 

林のあちらこちら 紫が光る


吸汁飛来  7月12日


樹幹の♀に♂の飛来 配偶行動が始まる 007月.12日.



7/8更新  トピック 2013年 13−61 
 オオムラサキ 樹幹行動A 雌雄配偶動作 「お見合い」

0000栃木県佐野市 2013.07.06.-12.-20.

   梅雨明けの7月6日、♀の発生を初見した。
   樹幹に休む♀に早速♂が接近した。
   暫く睨み合い、♂が翅を小刻みに、
   振動させ双方の「お見合い」動作が始まり、
   ♂/♀が演じる奇妙な光景を見せてくれた。
   その後、交尾には至らず分散。

                              7月6日

      
 
                            7月20日

   
                  別のペアーも葉上でお見合いが始まる                     双方 飛んで枝上に移る       7月12日        




樹幹に姿を見せた♀初見個体  7月.6日


7/8更新  トピック 2013年 13−60 
 オオムラサキ 樹幹行動@ 吸汁・開翅


今日7月6日、♂の初見日から1週間弱が経った。クヌギ林の樹間を滑空する
個体が急激に数を増す。 樹幹ではスズメバチと争うように陣取りが始まる。
♂は開翅牽制しながら、スズメバチに引けを取らない行動を示す。      
                                  栃木県佐野市 2013.07.01.




7/3更新  トピック 2013年 13−59 
7月1日 オオムラサキ 初見(吸汁)

                                                   栃木県佐野市 2013.07.01.



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 2013年〜
6/22更新  トピック 13−57オオムラサキ(飼育羽化)

飼育したオオムラサキが羽化した。典型的な関西域分布種の「西日本型」と言えよう。
当域で見慣れている関東の黄色斑紋と違い、白色斑紋に置き変わって発現している。
特に♂に顕著な傾向を現す。更に肛角赤紋が白〜消失する変異:スギタニ型に移行す
ると聞く。  斑紋色彩の記録として載せてみた。                      
                                 大阪府高槻市 2013.06.23.










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