秋の蝶

10/5更新

トピック 11−048 キアゲハ 飛ぶ! 

10月に入ってヒガンバナ咲く圃場の畦は黒色のアゲハチョウ類はめっきり減って
目に入らない。   季節は急激に秋に突入。  朝の気温は15℃を割った。
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                                                    栃木県足利市   2011.10.03

秋のキアゲハが飛び過ぎていく。



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休耕地のセリの繁茂する空間では♂の探雌飛翔が盛ん。
一方♀は産卵行動に終始しているのが観察される。
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♂は♀の存在を見るや、素早く襲い掛かる。既に交尾済みの♀は
拒否して逃げる。 地上すれすれで “追飛絡み飛翔” が始まる。

産卵中の♀にとっては厄介な♂の存在かも知れない。
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栃木県足利市 2011.10.01













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・・・ コスモスに吸蜜 ・・・

ヒガンバナ越に見えるコスモスに一瞬タッチした  吸蜜してすぐ飛び去る

♂                       栃木県足利市  2011010.01.







ヒガンバナを飛び越してコスモスに飛来した
♀                       栃木県足利市  2011010.01.

花弁にぶら下がり吸蜜 重み?で花芯がたわむ


・・・ 再びヒガンバナに飛来 ・・・

吸蜜のために花上を飛翔俳諧する♀

                                    栃木県足利市  2011010.01.








9/30更新

トピック 11−047 ヒガンバナの咲く季節 (続・2) 

例年より10日〜2週間程遅い開花のようだが、当地のヒガンバナの里もやっと
緋赤で覆われてきた。 発生末期ではあるがアゲハチョウ類の飛来がポツポツ
と見られる。 数は極めて少ない。 蝶の季節は終わりが近いのかもしれない。

今日、キアゲハの飛来を数頭見た。ヒガンバナの花上を飛び、時々吸蜜する。



【キアゲハ】 0000000000000000000000000000000000000000000000
0000000000000    000000000000000000000000000t
栃木県足利市 2011.09.29

ヒガンバナの花蜜を求めて



上昇飛翔をする



蜜源がふんだんにある田園  自由奔放?な吸蜜を楽しむのか・・・飛び回る



青空を写して流れる小川の淵に咲くヒガンバナとキアゲハ  秋の陽に映える



さながら赤い絨毯    その中を縫って飛ぶ


秋の空は深い







【クロアゲハ】 0000000000000000000000000000000000000000
0000000000000    00000000000000000000000
栃木県足利市 2011.09.28

林の木漏れ日を浴びて・・・

薄暗い林中 スローシャッターで被写体ブレしたが雰囲気は出た

後翅は花粉まみれになって吸蜜する





【ナガサキアゲハ】 0000000000000000000000000000000000000
0000000000000    0000000000000000000000
栃木県足利市 2011.09.28

林から飛び出してきてヒガンバナに飛来した


0000000000000    0000000000000000000000栃木県佐野市 2011.09.27

   暗い林の中でも花蜜を求めて・・   木漏れ日がスポットライトで花上に落ちる






【モンキアゲハ】 000000000000000000000000000000000000
0000000000000    0000000000000000000000
栃木県足利市 2011.09.28

かなりの汚損個体であったが大きく 悠然と飛んだ





9/23更新

トピック 11−046 ヒガンバナの咲く季節 

郊外の田圃は黄金色の稲穂が覆い、畦道のヒガンバナが咲く季節になった。
発生末期ではあるが、アゲハチョウ類がそこここに吸蜜に訪れていた。
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暫く、日を追って写真で記録してみた。
カラスアゲハ、ナガサキアゲ、ナミアゲハ、クロアゲハが盛んに吸蜜飛来した


【カラスアゲハ】 000000000000000000000000000000000
                          栃木県足利市   2011.09.19



                        栃木県足利市   2011.09.24.

 

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【モンキアゲハ】 00000000000000000000000000000000000000
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9/25更新    t栃木県佐野市 2011.09.24



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【ナガサキアゲハ】  ♂ 南国の分布種もすっかり当地にも居ついてしまった00000000

                            栃木県佐野市   2011.09.22





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【ナミアゲハ】  ♂00000000000000000000000000000000000
                          
栃木県足利市   2011.09.22



 【ナミアゲハ】  ♀0 00000000000000000000000000000
                          
栃木県足利市   2011.09.28

小川に沿って飛ぶ


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【クロアゲハ】  0000000000000000000000000000000000000000
                          
栃木県佐野市   2011.09.22










ヒガンバナの秋

稲田の畦はヒガンバナで覆い尽くされて一面の緋色の世界が広がる。
花上をキアゲハやナミアゲハが吸蜜しながら飛翔する姿が見られた。
蝶が‘赤い海’を泳ぐ!!??・・・・・・・。

                     栃木県足利市  2010.09.26.撮


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キアゲハ  吸蜜飛翔





ナミアゲハ  吸蜜飛翔






 2015.10.3. 秋分 末候   ナミアゲハ

ヒガンバナのシ−ズンは終わりになり、ナミアゲハが色あせて萎れた花上に舞う。


【 ナミアゲハの花上飛翔 】      栃木県足利市  2015.10.2.撮

     








【 百日草にはナミアゲハ♀が吸蜜する 】            栃木県足利市  2015.10.2.撮


   
     







       2015.9.30. 秋分 次候   クロアゲハ      

ヒガンバナは色あせて萎れ、乾いた西風が吹き始めた。
クロアゲハが残り花に吸蜜していた。

【 クロアゲハ ♀の吸蜜 】                            
                              栃木県佐野市  2015.09.29.撮









       2015.9.29. 秋分 次候   カラスアゲハ     

カラスアゲハ♀がヒガンバナの白けた残り花に吸蜜した。
朝晩はひんやりと一時の暑さを忘れさせてくれるが、 
日中は26〜7℃を示し、蝶の活動には好適の気温だ。

【 カラスアゲハ ♀の吸蜜 】                            
                           栃木県足利市名草  2015.09.28.撮









          2015.9.28. 秋分 次候   ナガサキアゲハ 再び!

ヒガンバナも盛りを過ぎ、訪花もまばらなパピリオ属の蝶を探して、
里地を歩き回った。運よくナガサキアゲハの♀に出会うことが出来た。
1〜2反ほどの畑地の縁に終わりかけた残り花に2頭の個体が交互に
吸蜜していた。  2頭を追うと逃げられるので、専ら1頭を狙った。  

【 ナガサキアゲハ ♀の吸蜜 】                            
                           栃木県足利市名草  2015.09.28.撮

大きい体躯は羽ばたいて貫禄がある



前翅の白条色が見事だった



吸蜜する勇姿に魅了される







      2015.9.22. 白露 末候   ナミアゲハ     

ナミアゲハがヒガンバナに訪花飛来、吸蜜した。
本種だけは、他の黒色系パピリオに比べて飛来個体数が極端に多い。
一方、今年は黒色種の発生数が極端に少ないようだ。

                            栃木県足利市名草  2015.09.19.撮








      2015.9.21. 白露 末候   ミヤマカラスアゲハ

ミヤマカラスアゲハ♀がヒガンバナに訪花飛来、吸蜜した。
最盛期を過ぎ、翅の汚染が進んでいたが、前翅白条斑と
後翅青紋の輝きが覗いた。                 
                            栃木県足利市名草  2015.09.19.撮








      2015.9.20. 白露 末候   モンキアゲハ    

モンキアゲハがヒガンバナに訪花飛来、吸蜜した。
♀の巾広い大きな翅の羽ばたきに暫し目をとらわれた。

                            栃木県足利市名草  2015.09.19.撮








     2015.9.17. 白露 末候   ナガサキアゲハ    

ヒガンバナにナガサキアゲハ♀が訪花、吸蜜した。
花から花にゆったりと渡り飛ぶ。  新鮮な個体だ。

                            栃木県足利市名草  2015.09.15.撮












カラスアゲハ♀

残暑が厳しいが 里山に吹く風は秋の気配 人家周りの百日草にカラスアゲハが飛ぶ






クロアゲハ

9月中旬過ぎる頃、里山はヒガンバナが咲き乱れる クロアゲハが吸蜜に訪れる






ウラギンシジミ♂

秋になるとウラギンシジミが目につくようになる
 色づき始めた柿に止まって半開翅する







越冬前のキタテハ(秋型)

       タカアザミに吸蜜   佐野市 ’07.10.21.


秋も深まる頃 熟れ柿に吸汁にやってきたキタテハ 越冬に備えて盛んに栄養補給






アカタテハ

陽だまりに咲くツワブキに吸蜜にやって来たアカタテハ







ウラナミシジミ

秋風が吹く頃 ここ北関東にもウラナミシジミが見られるようになる 
ヤブツルアズキに産卵していた やがて霜が下りる頃には死んでしまう・・







クロコノマチョウ

この暖地系の蝶 急激な北上で2000年に初めて足利市に見られ、
10年経過した現在、完全に定着した  薄暗い林床の仙人のような蝶

                   佐野市 ’09.09.26.)



10/27更新

トピック 11−057 木枯らし1号

10月26日、関東地方に“木枯らし1号”が吹いた。

            北風が紅葉前の葉を空に撒き散らす00栃木県佐野市唐沢山  2011.10.26.





風の当たらない日だまりには越冬前のタテハ3種が吸蜜したり、開翅して暖をとる姿が見られた。

ツワブキに来たアカタテハ

ルリタテハが開翅して暖をとる

コセンダングサにはキタテハが吸蜜していた






10/20更新

トピック 11−056 秋の里山で (8)
小豆畑のウラナミシジミ

畦道土手のヤブツルアズキも枯れ、畑地のアズキも収穫の時期。
黄色くなったアズキ畑の上を飛び回るウラナミシジミ
。 かなり飛び
スレの個体が多い。
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                              栃木県佐野市下彦間  2011.10.10.

黄色く色づいた小豆の葉に影を落として飛ぶ

                               
栃木県佐野市下彦間  2011.10.08.
葉上で開翅。日射しで暖をとる。















晩秋

 11/20 更新 トピック 12−043

                  晩秋の蝶 (2)   寒風の中の越冬姿

大陸からの寒波が下りてきた。今日は日中も寒い一日。
冷たい風を避けながら見た蝶や昆虫の越冬姿いくつか。


                                栃木県足利市  2012.11.19.

 

ムラサキツバメ ♂
マテバシイの葉上に横倒しになって越冬体勢の単独個体   気温は9℃下で寒い
集合個体群は見られなかったが アンテナは突出したままの本種特有の越冬姿  



 

ウラギンシジミ ♀
マテバシイの葉裏に越冬体勢の個体 アンテナは前翅に隠す形をとる  葉を介して表側には
ハナアブが対峙して止まっていた。 ウラギンの越冬はまだ緒についた時期か?今後別の場所
に移動すると思われるが ハナアブは厳冬期に向い やがて死滅していくのだろうか?    


 

アカエグリバ
風に揺れる草上で見た越冬姿  地上20cmの位置だった







 11/17 更新 トピック 12−042

                  晩秋の蝶    日だまりに開翅する

里地は小春日和。日差しのぬくもりに蝶の開翅姿が見られた。
平地の紅葉も峠を越し、冬の到来も真近に感じる。 気温
15

                             栃木県足利市  2012.11.16

 

ムラサキツバメ♂が日の当たるサザンカの葉上で開翅 花はまだ蕾のまま

 

草上ではウラナミシジミ♂が開翅していた 霜が降りる頃には死滅していく

 

コセンダングサに開翅吸蜜するヤマトシジミ♂ 吸蜜時はアンテナを花側に寄せる(右アンテナ)